スウェーデンの国民年金基金AP2は、韓国NPSとシンガポールGIC、米ティッシュマン・スパイヤーズが共同投資運用する米国のオフィス不動産ポートフォリオの40%の持分を取得。 ポートフォリオ全体の資産価値は18億ドル(約1480億円)、
専門的なグローバルチームを持つGICとは対象的に、AP2のような公的年金基金は巨額の資金を運用しながらも、しばしば限られた人的資源での運営を行っており(不動産投資部門に1名など)、巨額の運用資金を効果的にグローバル市場へ投資するにあたって、今回のような他の不動産投資専門チームを持つSWFや大手運用会社との大規模な共同投資スキームが見られる。
(弊社記事『Global Money Flow』より*月刊プロパティマネジメント誌2012年12月号掲載)