米ニュジャージー州の公共年金基金は、シンガポールの不動産投資ファンドRECAP3へ1億2000万ドル(約96億円)を投資することを決定。 RECAP3を運用するSC Managementは当初2億ドルの投資資金の受託を目指していたが、自身のアジア不動産ファンドRECAP2の運用が好調だったことから、最終的には2億ドル(約160億円)を大きく上回る5億3000万ドル(約425億円)の投資資金を欧米とアジアの機関投資家から受託した。RECAP2は日本の不動産市場でも、リーマンショック後のここ3年間の間に割安となった不動産やホテルの取得やJ-REITのスポンサーになるなど積極的な投資を行なっており、目標を上回るリターンを出している。 *本記事は弊社ニュースレター『海外年金 & SWFのオルタナティブ投資News』2012年10月2日版のものです。