150KSW

 

 ESG不動産投資 北米の事例と最前線 当レポートは以下のリンクよりダウンロードいただけます。
http://japanplacementagent.com/wp-content/uploads/2018/01/ESG-Real-Estate-Casestudy_North-America_Asterisk_2018-January.pdf

日本の機関投資家からのグローバルな不動産投資への需要が大きく成長するなか、重要なテーマとしてESGが挙げられます。まだ日本国内の不動産市場ではESGの導入が進んでいるとはいえませんが、海外の先進国の不動産市場では機関投資家にとって非常に重要なテーマとなっています。

また昨今、国内の大手機関投資家や公的年金がオルタナティブ投資においてもESGを重視する姿勢を表明したことにより、国内でも改めて不動産投資の分野においても重要性が認識されはじめています。
海外でのESG不動産投資には様々な事例があり、単純にエネルギー効率の改良や温室効果ガス排出量の削減などに限りません。先進的で優れたアセットマネジメントにおけるESG不動産運用は、都市化、人口動態の変化、気候変動、テクノロジー、労働形態などといったグローバルな環境の変化やトレンドに適応しながら長期リターンを増やす手法となります。この点は、まさに現在の市場サイクルにおいてグローバルな不動産投資を進める日本の機関投資家にとっては欠かすことのできない要素と言えます。

米国ベントール・ケネディ社はESG不動産投資の世界的なリーダーとして、北米にて様々なESG不動産投資や開発を行っています。本メールにて、その取り組みについての弊社日本語レポートをご案内させていただきます。

 

目次

  1.  ESG不動産投資とは
  2.  ESG不動産投資の経済的価値とは?
  3.  新たなESG不動産投資のアプローチ
  4.  グローバルなメガ・トレンド『都市化』が生み出す『持続可能アーバン・コミュニティ』
  5.  ベントール・ケネディのESG不動産投資の事例
  6. グローバル不動産におけるESG

 

【抜粋】

4.​ ​グローバルなメガ・トレンド『都市化』が生み出す ​ ​ ​『持続可能アーバン・コミュニティ』

若い世代からの需要は新しいものへと成長し続けており、最も今後の成長と需要が集まる場所は、ミレニアル世代やイノベーション産業が集まり、地域の再活性化計画などにより『住む』『働く』『遊ぶ』といった要素が創られる地域と考えられます。

あらゆる兆候が、このような『持続可能アーバン・コミュニティ』の成長を示しています。TAMI (T=テクノロジー、A=アドバータイジング、M=メディア、I=イノベーション)といった産業はこのような地域により集中し続けており、経済とオフィス需要を増加させています。都市中心部での雇用が増加するにつれ、若年層それらの都市により長く生活し、より長く家を賃貸します。ミレニアル世代は労働力としてまだ完全に登場しておらず、さらに次の世代も大きな労働者グループとなり、継続的な需要が続きます。またベビー・ブーマー世代も彼らの親の世代よりも多くが働く環境を備えた近代的な地域へ戻ってくると見られます。

これらの需要の応える近代的な住居の建設は近年増加していますが、需要を満たし切れておらず、空室率は歴史的にも最低水準です。金融機関の新規開発へのローン規模縮小が続けば、ほとんどの人気エリアでは需要が供給を大きく上回ると予想されます。

全体的に商業施設や店舗などの不動産セクターは消費者直結型の産業(DTC)にシェアを奪われ苦境が続いていますが、一方、『持続可能アーバン・コミュニティ』におけるレストランやバーや店舗などは非常に有望です。デベロッパーは老朽化した工場などを住居とオフィスを備えた近代的なビルへ転換することにより、より高い賃料と稼働率を享受できます。

Via6 Aug 9 2013-11

これらの全ての要素が、不動産投資家にとって『持続可能性を追求した投資』による大きな経済的リターンを得る機会となります。『アーバン・ネイバーフッドでの商業・住宅不動産の取得または開発』、『テナントの求める持続可能性とウェルネスの付加』という二つの要素に沿った戦略をとることで、長期的に市場をアウトパフォームする一助になると思われます。

企業におけるオフィス立地の選定戦略は、優れた人材の確保と定着が基となります。過去数年に渡り、多くのイノベーション分野の企業は大学を卒業した若い世代が集まる場所へと機能を移転しています。これらの場所には、都会的、公共交通の利便性があり時として大学に近い、周辺に住居・オフィス・リテールといった機能が複合され存在している、といった共通の特徴が見られます。こういった住環境では。住人は車を所有する必要がなく、徒歩や自転車や公共交通によって移動ができます。またこのアーバン・タイプの住人は利便性の高く全ての要素が備わる地域を好みながらも、環境に責任を持ったライフスタイルについても高い関心を持っています。この事は住宅やその建物に対しても同様であり、賃貸アパートを選ぶ時に、アーバン・タイプの賃借人は建物がLEED認証を取得しているという事実について関心を持ちます、(そしてそれ以上に)室内バイク置場やフィットネス施設、ルーフトップ・ガーデンといった健康的要素と持続可能性を高める設備を好みます。

Via-6 terrace

オフィスの場合は、こういったアーバン・タイプの労働者は、職場が環境性の認証がなされていないというだけで就職の辞退をするという事もあり得ます。そして多くが自然光が豊かに取り入れられ、眺めが良く、利便性を高める多くの職場環境が備わっているオフィスを好みます。『アーバン・ネイバーフッド』の住居テナントもオフィスワーカーも環境的ビルの特徴に魅力を感じます。不動産投資家やオーナー、企業はこの点をそれぞれの立場における戦略に織り込み、結果として環境性能認証を取得したビルを選好します。この事からも、LEEDやENERGY STAR、BOMA Bestといった 環境性能認証を投資リターンの面において最も享受できる不動産は、『持続可能なアーバン・ネイバーフッド』における不動産と考えています。 (抜粋おわり)

 

当レポートは以下のリンクよりダウンロードいただけます。

 ESG不動産投資 北米の事例と最前線 (以下リンクよりダウンロードいただけます)
http://japanplacementagent.com/wp-content/uploads/2018/01/ESG-Real-Estate-Casestudy_North-America_Asterisk_2018-January.pdf

ESG report capture1

 

*月刊プロパティマネジメント誌の2017年12月号にて、ベントール・ケネディ社のESG不動産投資について取り組みに関する記事が掲載されております。

PMM 2017Dec Cover

 

■ アスタリスクについて

弊社(アスタリスク)はグローバルな機関投資家向けにグローバル市場での不動産、インフラストラクチャー、関連PE投資の市場情報の提供・ご案内をしております。弊社ウェブサイトでは、不動産、インフラストラクチャー、PEを中心とした海外のオルタナティブ投資情報に関して情報発信を行っております。

ウェブサイト : http://japanplacementagent.com/

 

株式会社アスタリスク

Asterisk Realty & Placement Agency

東京都千代田区紀尾井町3-29 グリュックハイム2003

Tel: 03-3263-9909

Fax: 03-3263-9908

※当記事及び上記のセミナーは情報提供を目的としたものであり、法的拘束力はありません。アスタリスクは、当記事及び上記のセミナーの内容に関する正確性および完全性を保証せず、その内容を随時変更することがあります。当記事及び上記のセミナーは金融商品の勧誘を意図したものでなく、市場に関しての情報提供を目的としたものです。

 


Asterisk-placement-agent_20151219